もみじ饅頭といえば広島の名物。
 もみじ饅頭は、今から約100年前に 高津常助(たかつ つねすけ)さんによって考案・製造されたそう。
伊藤博文さんのひとことがきっかけで、旅館「岩惣」のおかみから依頼を受けて 最初にもみじ饅頭を作ったのが高津堂の初代、明治時代のお話です。
高津堂の歴史初代の常助さんが作る もみじ饅頭は、 日が経っても生地が硬くなる事はなく、ふんわりしており、 その味は行列が出来るほどお客様から愛され、人気が高かったそうです。
初代は職人気質だったので
「技や味は盗むもの」として一切のレシピを2代目に伝授しなかったそうです。
それゆえ・・・2代目は、初代と同じものができなくて もみじ饅頭をつくるのはやめてしまったのだとか。
 その常助さんの孫にあたる3代目加藤宏明さんが、常助さんの店と同じ「高津堂」を 2009(平成21)年7月にオープンし復活
周りの方々のご協力をいただき、思いのほか早く 初代 常助さんの もみじ饅頭 の特徴であった 【時間が経っても硬くならない、もっちりとした食感】のもみじ饅頭に 辿り着かれたそうです
 明治43年7月18日 商標登録を獲得
1度は廃業した高津堂が 商標登録してから1世紀 偶然にも同じ日に、 高津常助さんの孫、宏明さんの手 によって復活を果たしたのです
歴史がたっぷりつまった、高津堂のもみぢ饅頭・・・ ぜひともおひとつ ご賞味くださいませ!
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